既にクロームメッキがされているものは、いったん剥離処理を行ってから、クロームメッキを改めて施工する必要があり、上塗りをすることができません。
メッキ業者は、剥離処理を自社内で行ったり、剥離処理専門の工場に依頼するといった方法で、剥離を行うのだそうです。
一般的には、自社内で剥離処理が行えるメッキ業者のほうが、依頼人の支払う費用は抑えられるのだそうですね。
またクロームメッキは、素人の手では剥がすことができませんので、下手に手を加えず、そのままメッキ業者に持ち込むようにしましょう。
剥離作業は、塩酸などを使って行うのですが、パーツの素材などによっては、塩酸処理が行えないケースもありますので、専門の業者に鑑別してもらい、適切な処理をお願いするほうが得策です。
既にメッキ不良を起こしている製品は、再びクロームメッキをお願いした場合に、思わぬトラブルが起こる可能性もあるそうです。
このような説明をきちんと行ってくれるメッキ業者を選びたいですね。